年収300万円未満の女性は7割、男性は？

男女雇用機会均等法の制定に大きな役割を果たしたと言われる「第1回ウーマン・リブ大会」（1970年）が開催されてから40年以上が経過したが、男女間で年収はどのくらいの差があるのだろうか。

　企業で働く男女に年収を聞いたところ「300万円未満」と答えた男性は47.0％に対し、女性は71.6％であることが、人材サービスを展開するビー・スタイルの調査で分かった。また「300万円以上500万円未満」という男性は37.0％、女性は23.5％、「500万円以上700万円未満」は男性10.5％に対し、女性は4.5％という結果に。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1111/08/news041.html


男女平等な社会までの道のりはまだまだですね～




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年収300万円で年200万円貯めました

今回から、27歳の会社員女性P子さんの相談編です。既にご結婚されていますが、夫は現在収入ゼロ。この先の資産設計をどうすればいいか、悩みを持っています。

内藤　今回はスカイプでの相談になりますが、宜しくお願いします。P子さんは全国に店舗を展開している、大手小売店で働いているそうですね？

P子　はい。現在は店舗ではなく、本社の経営企画で働いています。収入は額面で300万円くらいです。

　2年前に結婚をし、現在は夫と二人暮らしです。でも、実は夫の収入がありません……。

　夫は法律家を目指して、ずっとロースクールに通っていたのですが、なかなか試験に合格することが難しく……、30歳を過ぎてしまいました。年齢も年齢なので法律家はあきらめました。

内藤　P子さんは、ご主人の資金がどれくらいあるのか把握していますか？

P子　細かくは把握していません。でもほとんどないと思います……。貯金は少しあるようですが、今その貯金を切り崩してロースクールの奨学金を返済している状態です。

内藤　ご主人は、どこかの法律事務所でパートで働いているとか、そういったことはないのですか？

P子　ないです。もう法律関係にこだわっていないようです。毎日、就職活動をしています。

内藤　なるほど。ではほとんどP子さんが養っているということですね。

P子　はい。生活は“とんとん”ですね。毎月、赤字になることはありませんが、同僚とか、周りの人に言われるんです。「旦那さんが無収入で、よくやっていけるね」って……。

　そう言われる度に、不安になります。

内藤　確かに不安ですね。P子さんの貯金は今どのくらいあるのでしょうか？

P子　現在、750万円くらいあります。

内藤　750万円……！？　年収を考えるとかなり多いですね。正直、驚きました。どうやって貯めたのですか？

P子　大学生のころからコツコツ貯めました。19歳くらいから結婚をするまでの8年の間に貯めたんです。学生時代に100万円ちょっと、社会人になってからは、1～2年くらい年間約200万円のペースで貯めた時期もありました。

内藤　年収300万円で200万円貯金ですか？　それは驚きのペースですね。実家暮らしだったのですか？

P子　いいえ、大学時代から親元を離れました。就職してからは、会社から家賃の補助が出ていたので、月の家賃は2～3万円くらいで済んでいました。

　店舗で働いていたころは、制服でしたので洋服代はかかりませんでした。今もそんなにファッションにおカネを使いません。

　今の夫とは、独身時代、遠距離恋愛だったので、デートは2カ月に１回くらい。関東から関西に会いに行きましたが、夜行バスを利用するので格安なんです。食費はいつも月に１万円くらいですね。

　結婚式の資金は親に少し補填してもらいました。そもそも、そんなにお金のかかる結婚式ではありませんでしたし。

内藤　もともと非常に生活のサイズが小さいのですね。パートナーも派手におカネを使うタイプではなさそうですね。

P子　はい。でもこのまま夫が収入ゼロの場合、将来が不安で。例えば子どもを産んだらどうなるかなって思うんです。お金や体力的なことも全く想像できなくて……。

　750万円の貯蓄があるP子さんですが、夫の就職がこのまま決まらなかった場合、今後の生活はいったいどうなるのか不安な様子。


http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20111108/115501/?P=1

Ｐ子さんすげ～～


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